江端なつ美(芳根京子)は、喫茶店で会うことになった芳森芙美子(山本舞香)と深見龍之介(小関裕太)の様子が気になり、江端瀧昌(本田響矢)とともに変装して二人を見張ることに。あまり乗り気ではない瀧昌だが、なつ美に喜んでほしい一心で彼女に付き合う。 深見は芙美子に「私はあなたを理想の結婚相手だと考えています」と唐突に打ち明ける。結婚に恋情は不要、お互い義務を果たせばあとは自由で良いと話す深見に、理解を示しながらも断る芙美子。一方、芙美子たちから離れた席に座り、偵察のつもりがついついデート気分になってしまうなつ美と瀧昌。ショートケーキとサンドウィッチを頼んで盛り上がり・・・。 偵察に失敗した瀧昌は、なつ美を喜ばせられなかったと落ち込んだ様子で着替えていると、手紙を手にしたなつ美が入ってくる。上半身裸の瀧昌を見て赤くなり背を向けるなつ美。その後、照れながらもなつ美は手紙がなつ美の母・関谷さつき(紺野まひる)から届いたものだと話す。いつ関谷家に来られるのかという内容の手紙に、今度こそなつ美を喜ばせたい瀧昌はすぐに実家へ行こうと提案する。そして、初めてなつ美の家族と対面する瀧昌。なつ美の姉妹たちは瀧昌に興味深々で・・・。
引用元:TVer 詳細ページ『波うららかに、めおと日和』

今回はドラマ【波うららかに、めおと日和】第6話のネタバレを書いていこうと思います!
母の爆弾発言に驚愕!姉たちはまだまだ厳しい目線?
瀧昌、なつ美の家族と初対面
瀧昌は結婚後初めてなつ美の実家に行きました。
瀧昌となつ美の家族が自己紹介を兼ねて挨拶を交わします。
そんな和やかな雰囲気の中でも、瀧昌はなつ美の姉たちからの“鋭い視線”をビシビシと感じていました。
「視線が刺さるようだ……」と心の中で呟く瀧昌。姉たちのその視線の理由は、なつ美の結婚相手として相応しい人物かどうかを見極めるためだったのです。
結婚生活の様子を問われる瀧昌
会話の中で、なつ美の母が瀧昌に「なつ美はどう?」と問いかけます。
それに対し、瀧昌は「なつ美さんにはいつも感謝しています」と誠実に返答。
しかし姉たちは、まだまだ瀧昌を簡単には認めようとしません。
突然の“会っていた”発言に全員驚愕
そんな中、なつ美の母がさらっと言った一言が場を騒然とさせます。
「やっぱり一度お会いして、確認してから結婚させて良かったわね〜」
その言葉に、瀧昌、なつ美、そして姉たちも思わず驚きます。
なぜなら――瀧昌となつ美には、結婚前に会った記憶がないのです。
「そうよねぇ?」と母に聞かれ、二人は「そう……ですね……」と苦笑い。
しかし、どこで会ったのか全く思い出せない瀧昌となつ美なのでした。
台所での姉妹トーク|姉たちの瀧昌チェックが止まらない!
瀧昌の評価は、まだまだ厳しめ
台所では、姉たちとなつ美、そしてふゆこが後片付けをしながら会話を交わします。
瀧昌のことを心配する姉たちに対して、なつ美は「瀧昌さまにはいつもよくしてもらってるよ」と語り、なんと**「尾行してくれたこともある」**と告白。
その話を聞いた姉たちは、こそこそと話し始めます。
「そこまでしてくれるのか?」
「かなり大切にされてない?」
と、少しずつ瀧昌に対する見方が変わっていく姉たち。
でもやっぱり認めきれないワケとは?
それでもなお、姉たちが素直に瀧昌を認められない理由――
それは、**「結婚式をすっぽかした」ことや、「結婚後もなつ美をひとりにして仕事に行ってしまう」**こと。
なつ美は、そんな姉たちの不満の原因が自分にあると感じ、瀧昌の“男らしさ”をアピールしようとします。
「お腹に筋肉もあるし!」と話すと、姉たちは思わず「はっ!」とした表情に。
夜の営みの話に興味津々な姉たちは、ふゆこをそっと退散させます(ふゆこは少し聞きたそうでしたが…)。
衝撃の告白「まだ……」に姉たち騒然
姉たちが食いついた話題は、瀧昌となつ美の夜の営みについて。
しかし、なつ美から返ってきたのは意外な一言。
「まだ……」
この言葉に驚く姉たち。
「結婚して半年以上経つよね?」と戸惑いの声が上がります。
なつ美は、「瀧昌が、お互いのことをよく知ってからでいいって……」と説明しますが、姉たちはどこか納得できない様子。
「変?」とたずねるなつ美に対し、姉たちは
「変ではないけど、子作りも大事よ」
「なつ美はそれでいいの?」
と本音をぶつけてきます。
なつ美は「心の準備が……」とぽつりと漏らし、思わず悩んでしまうのでした。
結婚前に出会っていた?母の言葉に動揺する瀧昌となつ美
二人きりの寝室で、心に残る母のひと言を思い出す
夜になり、瀧昌となつ美は寝室で二人きりに。
並んで布団に入りながら、夕食の席でなつ美の母が言った「結婚前に一度お会いして、確認してから結婚させて良かったわね〜」という言葉を思い出します。
自分たちは結婚前に会った覚えがないはずなのに――。
胸の奥に引っかかるような感覚を抱いたまま、夜は静かに更けていきました。
翌朝、視線の意味が変わる…!?
姉たちの「見る目」が違う…?!
翌朝、朝食の席に集まったなつ美の家族と瀧昌。
瀧昌は昨日とは違った種類の視線を感じていました。
昨日は「この男は結婚相手として相応しいのか?」という試すような鋭い視線。
しかし今朝の視線はどこか哀れみすら含まれていて、「まだなつ美に手を出していないお気の毒な夫」というニュアンスが漂っていたのです。
そんな空気の中でも、瀧昌となつ美がずっと考えていたのは――
「本当に、結婚前にどこかで会ったのだろうか?」ということ。
お互い記憶にないまま、思いを巡らせた末に、瀧昌はこう言います。
「この町を案内してください」
なつ美も頷き、二人はかすかな記憶の手がかりを探しに行くことを決めたのです。
思い出の町を巡る二人。しかし記憶は…
散歩道、神社、通学路…でも何も思い出せず
なつ美の案内で、二人は町を巡ります。
なつ美が通っていた学校、いつもの散歩道、地元の神社――。懐かしい場所をめぐりながらも、結局、記憶の糸口は見つからないまま。
最後に駅のベンチで一息ついたとき、なつ美がふと語り出します。
「あ…去年の年始、この駅で体調を崩したことがありました。」
しかし、なつ美はその話はすぐにやめてしまいます。
なつ美は“その時に助けてくれた男性”に少し恋心を抱いてしまっていたことを、今の夫である瀧昌には言わないほうがいいと思ったからです。
偶然の再会と、眠っていた記憶
観劇の記憶が二人をつなぐ――
駅に貼られていた観劇のポスターを見たなつ美は、去年の今ごろ観劇に行ったことを思い出します。
観劇中に寝てしまい、終演の拍手で目を覚ましたという話をすると――
瀧昌もまた、去年の今頃、柴原中尉に誘われて観劇に行ったことを思い出しました。
同じように仕事の疲れで寝てしまい、目覚めたときに隣の女性も寝ていたため、「じゃあ自分ももう少し寝よう」と思って最後まで眠っていたというのです。
そして、瀧昌はその後、柴原中尉から「隣の子はどうだった?」と聞かれたことを、
なつ美も母から「隣の殿方はどうだった?」と聞かれたことを、それぞれ思い出します。
ついに、二人は気づくのです。
「あの時の観劇が、私たちの出会いだった――!」
「これか〜〜!」と声が出るほどの衝撃。
しかし互いに「覚えてなかったの?」と聞き合う二人。
瀧昌は笑いながら「こんなの覚えてる方が無理な話ですよ」とこぼすのでした。
本当の“はじめまして”は――助けてくれたあの時だった
冴島久の登場で、まさかの真実が明らかに…!
そんな中、偶然そこに現れたのは、なつ美の友人・冴島久(さえじま・ひさ)。
久はなつ美から瀧昌を紹介され、彼の顔を見るなりハッとし、どこか嬉しそうな表情を見せます。
そして久は「良かったわ〜! 気持ちが中途半端なんじゃ?と心配していたの。去年の年始にみんみ(なつ美のこと)が体調崩した時に助けてくれた人をよく探したわよね〜。あの時、結局見つからなくて落ち込んだよね〜!」となつ美に言います。
瀧昌以外に恋心を抱いた話をこれ以上深掘りされたくないなつ美は「お礼を言いたかっただけ…。昔のことですから。」と言いました。
そんななつ美に、瀧昌も「分かってます。昔は昔って」と受け入れようとしますが――
久はふわりと、でも核心を突くようにこう言いました。
「そんな風に言わなくても……二人の最初の出会いなんですから」
その言葉に「え?」と驚く二人。
「どうやって再会したの?」と聞かれ、再び「え?」と重ねます。
その時、すべてがつながったのです。
去年の年始、駅で体調を崩して倒れそうになったなつ美を助け、病院まで連れて行ってくれたのは――
ほかでもない、今の夫・瀧昌だったのです。
久との再会を終え、再び二人きりに
驚きの事実に戸惑いながらも、再び駅のベンチで並んで座る二人。
なつ美は「こんなことってあるんですね」としみじみと語ります。
しかし、当の瀧昌は「実は、あまり覚えていません」と申し訳なさそう。
そんな瀧昌の言葉に、なつ美はふと、当時のある記憶を思い出します。
「あの時、帽子で顔を隠してくれたんです。」
そう言いながら「帽子を拝借できますか?」と、瀧昌の帽子を借りて被るなつ美。
「思い出しそうですか?」と尋ねるなつ美に、瀧昌は「善処します」と少し照れながら答えるのでした。
まさかの偶然に「運命……とか?」
なつ美は、「助けてくれた人と縁談話が進むなんて、奇跡みたいです」と微笑みます。
それに対して瀧昌は、少しはにかみながら「運命……とか?」と返答。
なつ美は思わず、隣に座る瀧昌の腕を指で“つん”とつつきます。
「なんですか」と応じる瀧昌にも、もう一度“つん”とするなつ美。
そんな二人は、自然体で仲睦まじく、まさに“相思相愛”といった様子でした。
両親が進めた縁談の裏側
帰宅した二人に、なつ美の母から改めて語られたのは――
あの年始、体調を崩したなつ美を病院に連れて行ってくれた人物が、やはり瀧昌であったという事実。
その際、瀧昌は「治療費はここに連絡を」と、連絡先を置いていったそうで、それがきっかけとなり、父が縁談を進めたことが明かされました。
運命は偶然ではなく、少しずつ丁寧に紡がれていたのです。
そして迎える、二人だけの静かな夜
「運命でも奇跡でもなかった」それでも…
夜、寝室で並んで横になる二人。
「そろそろ寝ましょうか」と言って瀧昌が電気を消すと、静かな闇の中でこんな言葉が漏れます。
「運命でも奇跡でもなかったですね」
けれど、なつ美は優しく答えます。
「それでも私は運命だと思います」
「だって、瀧昌さまが助けてくれたことに変わりはないんですから」
そう語るなつ美を見つめながら、瀧昌はそっと言います。
「もう少し近くに行ってもいいでしょうか? 無理にとは言いませんが」
なつ美は静かに起き上がり、瀧昌の布団へ。
その布団を握りしめ、意志を固めたように中へと入っていきます。
「温かいですね」と笑うなつ美に、瀧昌は思わずドキドキ。
そして緊張から、体を起こしてしまいます。
「……あまりくっつかれると」
瀧昌は正直に、自分の感情に歯止めがきかなくなりそうなことを伝えます。
けれど、なつ美は瀧昌にぴったりとくっついたまま。
そして瀧昌は、なつ美の手を握ります。
「この手で触れてほしいのは、あなただけ」
優しくキスを交わす二人。
その後も不安がないかと瀧昌が聞くと、なつ美はしっかりと手を握り返しながらこう答えました。
「そんなわけないじゃないですか。この手で触れてほしいのは、抱きしめてほしいのは、後にも先にも瀧昌さまだけですよ」
その言葉を受けて、瀧昌も力強く抱きしめます。
「俺もです」
笑い合いながら、ようやく心が通い合った二人。
第6話は、瀧昌となつ美が“本当の夫婦”として初めて一つになった、大切な夜となりました。
芙美子さんと深見さんのやり取りも見逃せない!
なかなか落ちない芙美子さんに夢中な深見さん
正直、深見さんが芙美子さんにどんどん惹かれていく様子がすごく可愛らしかったです(笑)。
芙美子さんは一見クールで感情をあまり表に出さないタイプですが、どこか楽しんでいるような雰囲気もあって、視聴者としても思わずニヤニヤしてしまいました。
深見さんが言っていた通り、この二人は本当に相性が良さそうだなと感じます。
静かだけど、確かに心が通じ合っているような空気感が素敵でした。
「恋情は必要ない」と言っていたはずなのに…
深見さんは「結婚に恋情は必要ない」と言い切っていましたが、芙美子さんが瀧昌となつ美のやり取りを見て微笑んだ時、さすがの深見さんも胸を打たれていた様子。
あの表情は間違いなく“キュン”としてましたよね…!
芙美子さんはもともととても魅力的な女性ですし、もし仮に恋愛抜きで結婚することになったとしても、深見さんはきっと後からちゃんと愛情を育んでいくタイプなのでは?と感じました。
というか、そうであってほしいです……!(切実)
最後に
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。



第6話は、過去と現在がつながる「奇跡の回」だったと言えるでしょう。
過去のネタバレ記事もございますので、気になる方はぜひ関連記事からご覧ください。
今後も「波うららかに、めおと日和」の展開に注目です!
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