2025年春ドラマ『波うららかに、めおと日和』第4話が放送されました。
甘くて切ない夫婦のやり取り、そしてまさかの急展開にドキドキが止まりません…!

今回は、第4話のストーリーをネタバレを交えて振り返りながら、印象的な場面や見どころ、今後の展開への期待をたっぷりとご紹介します。
花筏の会長にお茶を出すなつ美
なつ美は花筏の会が始まる前、緊張した面持ちで会長にお茶を出しました。手はプルプルと震え、今にもこぼしそうな様子でしたが、なんとか無事にお茶を出すことができました。
初めての「花筏の会」
会長からの紹介を受ける
いよいよ「花筏の会」が始まります。なつ美は今回が初めての出席ということで、会長から紹介されました。
会長の話を止めてしまうなつ美
会長は「新婚ホヤホヤね〜」と微笑みながら、続けて女関係の話を始めました。そのとき、なつ美は思わず「瀧昌さまはそんな事をするようなお方ではございません」と口を挟んでしまいます。
芙美子の忠告を思い出す
会が始まる前、芙美子から「伯母の話は途中で止めてはダメ」と言われていたことを、なつ美はその場で思い出します。
会長の視線にヒヤリとするも、無事に乗り切る
会長からヒヤリとするような視線を向けられたなつ美でしたが、なんとか挨拶は無事に終えることができました。
挨拶後、落ち込むなつ美と芙美子の言葉
芙美子のねぎらい
挨拶の後、部屋の片隅で落ち込んでいたなつ美に、芙美子が「お疲れ様」と優しく声をかけました。
なつ美の不安と芙美子の返答
なつ美は、海軍士官の芸者遊びについて不安を感じ、「やっぱり多いんでしょうか?」と芙美子に尋ねます。
芙美子は、「家庭によって様々です」と答えた上で、「なつ美さんたちは、なつ美さんたちの家庭を」と励ましの言葉を送りました。
感謝の気持ちを伝えるなつ美
芙美子の言葉に、なつ美は心を打たれ、「ありがとうございます」と素直に感謝を伝えました。
会長の本題とお見合い写真
芙美子へのお見合い話
花筏の会の席で、会長がついに本題を切り出しました。大量のお見合い写真を取り出し、「あなたのためよ」と芙美子に言います。芙美子はその場で「やめて欲しい」とは言えず、「深見中尉という方が良いのでは」とやんわり返答します。
深見中尉は遊び人?
深見中尉は芸者遊びで知られており、そのためか、会長や周囲の方々もどこか言葉を濁している様子でした。
船の上での瀧昌と深見の会話
結婚について語る二人
一方、船の上では瀧昌と深見が結婚について話していました。瀧昌は「お前もそろそろ結婚したらどうだ」と勧めますが、深見はあまり乗り気ではありません。「結婚なんて所詮、家を守るためのもの」と深見は語ります。そこには当時の時代背景が色濃くにじんでいます。
潤子の厳しい言葉に戸惑うなつ美
花筏の会でのやり取り
その頃、なつ美は花筏の会の中で、何やらブツブツと文句を言っている潤子の姿が気になり、話しかけます。すると潤子は、「夫のことちゃんと分かってる?どういう生い立ちかも分かってないなんて、そんなの夫婦とは言えない」となつ美に厳しい言葉を投げかけました。
芙美子とライスカレー作り
芙美子の訪問と提案
花筏の会が終わった別の日、なつ美の家に芙美子がやって来ました。「ライスカレーを作りませんか?」という提案に、なつ美は一緒に作ることにします。
一緒に料理を楽しむ
二人でライスカレーを作りながら、なつ美は丁寧にメモを取り、美味しそうに出来上がった料理を味見します。「美味しい!」と喜ぶなつ美の笑顔に、少しだけ悩みが和らいだようでした。
3人で囲む食卓と瀧昌の生い立ち
郁子を交えての団らん
なつ美は芙美子とともに、郁子も誘って3人でライスカレーを食べます。その席で、芙美子はさりげなく郁子に、瀧昌の生い立ちについてなつ美が聞けるよう話を振ってくれました。
なつ美、勇気を出して尋ねる
芙美子の後押しを受け、なつ美は「瀧昌様のことが知りたいんです」と郁子に勇気を出して尋ねます。
郁子の話と、なつ美の気づき
郁子は「うちに来る前のことはあまり知らないの」と言いつつ、「でも話せばちゃんと受け止めてくれるわよ」と、なつ美を優しく励まします。その言葉を聞いたなつ美は、「そうですよね」とうなずきました。
うたた寝するなつ美と郁子の胸の内
郁子が語る瀧昌との過去
ライスカレーを食べ終えた後、なつ美はうたた寝をしてしまいます。その姿を見ながら、郁子は芙美子に心の内を語り始めます。
「瀧昌の過去が気になって、なつ美は最近眠れていなかったのかもしれない」と郁子はつぶやきます。
そして、「二人の結婚は、私のわがままで急がせてしまったの」とも告げました。瀧昌が休みの日も船から降りず、家に帰らない様子に、郁子は「このまま自分から戦果に志願してしまうのでは」と不安になり、引き止めたい一心でなつ美を結婚相手に選んだことを明かします。
「この子にはやりたいことも、恋したい人もいたのでは」とつぶやく郁子は、「ごめんね」と、眠るなつ美に優しく謝るのでした。
その時、なつ美は目を覚まします。きっと郁子の言葉は耳に入っていたことでしょう。
玄関掃除となつ美の思い
瀧昌の結婚相手として選ばれた理由
時は流れ、なつ美は玄関の掃除をしていました。掃除をしながら、なつ美の頭の中には複雑な思いが巡っていました。
「私との結婚は、瀧昌さまを引き止めたかったから…。もしかしたら瀧昌さまは別の人と結婚していたのかも…。」
そんな思いを抱えていたその時、瀬田くんとふゆちゃんが訪ねてきました。
瀬田とふゆちゃんの訪問
家の中でくつろぐ二人
なつ美は2人を家の中に案内します。ふゆちゃんは楽しそうに家の中を駆け回り、「ここに布団並べて寝てるの?」と無邪気に質問します。なつ美が「そうだよ」と答えると、瀬田は「つら〜〜」と複雑な表情に。
瀬田が外の空気を吸おうと玄関に向かったそのとき、ちょうど瀧昌が帰宅。
玄関で鉢合わせた2人は「え?」「え?」と困惑し合います。
瀧昌の誤解と騒動
瀬田、いきなり投げ飛ばされる
瀧昌は不審者だと思った瀬田を投げ飛ばしてしまいます。急いで部屋に入った瀧昌の目に入ったのは、居間で団子を食べるふゆちゃんの姿。
混乱する瀧昌。そこへ、台所からなつ美が現れます。
なつ美の無事な姿を見て、瀧昌は「良かった〜〜」とその場に崩れ落ちるのでした。
男二人の火花と牽制合戦
なつ美をめぐる静かなバトル
場が少し落ち着くと、居間で瀧昌と瀬田が対面します。瀧昌は「妻」という言葉を繰り返し使い、なつ美が自分の妻であることを強くアピール。
一方、瀬田は「仕事が忙しくてなつ美に寂しい思いをさせている」と遠回しに瀧昌を責め、「僕ならそんなことしませんよ」とさらにプレッシャーを与えます。
その様子に、ふゆちゃんは「楽しそうだね」となつ美に言いますが、なつ美はどこか不満げな様子。
それもそのはず、なつ美は初対面の瀬田と瀧昌が途切れることなく話を続けていることが、面白くなかったのです。なつ美自身は瀧昌と打ち解けるまで時間がかかったため、簡単に距離を縮めているように見える2人の様子が気に入りませんでした。
渋めのお茶に込めたなつ美の本音
小さな意地悪と、嫉妬の気配
なつ美はお茶を用意し、瀧昌にはいつも通りのお茶を、瀬田には「瀬田くん好みの渋めにしといたから」とわざわざ一言添えます。
この「渋めのお茶」は、実はなつ美なりの瀬田へのささやかな意地悪でした。
しかしその言葉にすぐ反応したのが瀧昌。「なつ美さんはこの人の好みを把握してるのか?」と、心中穏やかではありません。
なつ美が瀧昌に「着替えてきたら?」と促しても、瀧昌は「今、瀬田くんと2人きりにさせたくない」という気持ちから、着替えを後回しにします。
それに対してなつ美は「そんなに瀬田くんと話したいの!?」と勘違いをするのでした。
過去と現在が交差するやり取り
懐かしいからかいと、湧き上がる感情
瀬田は昔のように、なつ美をからかいます。
なつ美は瀧昌と瀬田が思いのほか仲良く話している様子に、ますます気に食わず、怒った顔を瀬田に向けます。
その顔を見た瀧昌は、「そんな顔、俺には見せたことないのに……」と寂しげにこぼします。
あまりの仲の良さ(に見える)2人に、瀧昌は思わずなつ美の腕を取って引き寄せます。そのあと「お土産です」と言ってキャラメルをなつ美に渡します。
なつ美は嬉しそうに「ありがとうございます」と受け取り、それを見たふゆちゃんは「私も欲しい」とおねだり。
しかし瀧昌は「もうないです」と照れ隠し気味に答え、着替えのために席を立ちます。
なつ美と瀬田の再びの会話、そして…
瀧昌のこっそり観察
居間では再び、瀬田となつ美が話しています。瀬田は「俺と旦那さまが仲良いのが気に食わなかったんだろ?」と核心を突きます。
図星を突かれたなつ美は怒りますが、瀬田はそれを面白がってさらにからかいます。
その様子をこっそり見ている瀧昌。
どうにも気が気ではありませんでした。
瀬田とふゆちゃんが帰ったあと、なつ美と瀧昌のやりとり
瀧昌の問いに素直になれないなつ美
瀬田とふゆちゃんが帰ったあと、なつ美は片付けをしていました。
瀧昌は先ほどの会話が気になり、なつ美に「さっき話していたことは何ですか?」と尋ねます。
しかしなつ美は、自分が瀬田と瀧昌の仲の良さを気にしていたことを言えず、「関係のないことです」と答えてしまいます。
すると瀧昌は「俺には言えない話ですか?」と、なつ美を後ろからそっと抱き寄せ、「言って」と優しく促します。
なつ美の本音と瀧昌の嫉妬
なつ美は緊張しながらも、「瀬田くんに、瀧昌さまと仲良くしてるのが気に食わないんだろって言われて…すみません…」と打ち明けます。
その言葉を聞いた瀧昌は、「かっこわりぃ…」と崩れ落ち、「焦ってしまって…すみません」と謝ったあと、「あまり他の男と仲良くしないで」と不器用ながらも素直な嫉妬を見せます。
そんな瀧昌に、なつ美は「はい」と優しく答えました。
微笑ましい夜のひととき
寝顔を見ながら寄り添うなつ美
夜になり、お風呂を終えたなつ美が寝室に入ると、瀧昌はすでに眠っていました。
電気を消して隣の布団に入り、瀧昌の寝顔を見て微笑むなつ美。
つい頬をツンツンとつつき、「可愛い」とこぼしてしまいます。
お返しにぶにゅ〜とされるなつ美
目を覚ました瀧昌は、なつ美の顔を手で「ぶにゅ〜」とします。
「予想以上に柔らかいですね。これでおあいこということで」と微笑みながら言いました。
「不公平な気がします」というなつ美に、「可愛いという不適切な発言も込みです」と瀧昌は笑いました。
なつ美も笑って応じ、温かく穏やかな時間が流れました。
眠れぬ夜、瀧昌の本音
幸せを噛み締める一方で、心に浮かぶ不安
布団に入り、「こういうのを“帰る場所”というんだな」と瀧昌は幸せを噛みしめます。
しかし、昼間に瀬田から言われた言葉を思い出し、なつ美に寂しい思いをさせているのではないかという不安が募ります。
縁側で佇む瀧昌に寄り添うなつ美
夜中、なつ美が目を覚ますと、隣にいたはずの瀧昌の姿がありません。
寝室を出て縁側に向かうと、そこには静かに佇む瀧昌がいました。
「どうかされましたか?」と尋ねるなつ美に、瀧昌は「俺と結婚しない方が良かったかもしれません。僕じゃない方が…」と、自信なさげにつぶやきます。
なつ美の想いと瀧昌の過去
「今しか考えられません」と伝えるなつ美
瀧昌の弱気な言葉に、なつ美は「私も考えました。でもそれはあり得ません」とはっきり答えます。
「瀧昌様の顔を見たら、そんな気持ちは全部吹き飛びました。今しか考えられません」と、自分の気持ちに嘘がないことを伝えました。
瀧昌の過去を知りたいというなつ美の想い
そしてなつ美は、「教えていただけませんか? 瀧昌様のご両親が亡くなった時のこと、その後どうしていたのか」と尋ねます。
一度は「背負わせたくない」と断る瀧昌でしたが、「一緒に背負わせてください」と真っすぐな瞳で見つめるなつ美の言葉に、「わかりました」とうなずきました。
瀧昌の過去と怒るなつ美
語られる幼少期のつらい記憶
瀧昌は、話し始めます。
- 父が亡くなった時のこと
- 病弱だった母が、その2ヶ月後に亡くなったこと
- 父の親戚の家に預けられたが、そこで酷い仕打ちを受けたこと
- 最後には暴れて逃げ出し、この街まで歩いて戻ってきたこと
それを聞いたなつ美は「怒ってます!今からでも親戚の家に乗り込もうかしら!?」と怒りを露わにします。
その姿に、瀧昌は思わず笑い、「知りませんでした。誰かが怒ってくれるとこんなにスッキリするんですね」と穏やかな笑顔を見せました。
「この人の帰る場所になろう」と決意するなつ美
なつ美は「私も瀧昌さまのことをもっと知ることが出来てよかったです」と言いました。
そのとき、空には流れ星が一筋流れました。
ふたりで空を見上げながら、なつ美は心の中で「この人を支えたい。この人の帰る場所になろう」と強く願います。
その気持ちがあふれ、自然と涙がこぼれるなつ美。
「大丈夫ですか?」と心配する瀧昌に、「星が綺麗だな〜って」と誤魔化すなつ美。
「俺もそう思いました」と瀧昌は優しく答えます。
その言葉には、「この人を守りたい」「ここが自分の帰る場所であってほしい」という、ふたりの気持ちが重なっているようでした。
流れ星を探して再び空を見上げ、そっと手を握り合うふたりでした。
朝の団子と、ちょっぴり甘いやり取り
残ったお団子は1本だけ
翌朝、瀧昌となつ美は朝食を一緒にとっていました。
ふと、なつ美が「昨日瀬田くんとふゆちゃんが持ってきてくれたお団子を食べましょう」と提案します。
しかし、ふゆちゃんがほとんど食べてしまったようで、残っていたのはたったの1本。
自然と譲り合いが始まります。
想像の中で「はい、あーん」
「半分こしましょう」と提案する瀧昌。
そこで2人は、つい「はい、あーん」と食べさせ合う姿を想像してしまいます。
でもすぐにお互い、
「子供じゃないんですから」
「そんなはしたないこと無理です」
と、心の中で否定してしまい、最終的には串から外して普通に食べることに。
それでも2人は、ちょっぴり「やってみたかったな」と思っていたのでした。
出立の見送りと、止まらない笑顔
行ってらっしゃいませと見送るなつ美
出立の時間が近づき、なつ美は玄関で「行ってらっしゃいませ」と笑顔で瀧昌を見送ります。
瀧昌は歩き出し、振り返りながらなつ美に問いかけます。
「もしかして、俺が見えなくなるまでいつも見ていてくれてるんですか?」
「そうですけど?」と素直に答えるなつ美。
すると瀧昌は、「家の中に戻ってください」と心配し、なつ美は「はい」と答えて家に戻ろうとします。
でも、やっぱり気になって……
家に入ろうとするなつ美でしたが、やっぱり気になって戻ってきます。
「どうしましょう」と笑いかけるなつ美に、
「これではいつまでも出立できませんね」と瀧昌も笑顔を返しました。
そんな、名残惜しさがにじむやりとりがとても微笑ましい時間でした。
数週間後、それぞれの想い
なつ美を想い、手紙を書く瀧昌
時は流れ、数週間後。
瀧昌はなつ美との写真を眺めながら、手紙を綴っていました。
離れていても、なつ美への想いは変わらず募っていくようでした。
衝撃の再会と、不穏な知らせ
花筏の会で出会った潤子との再会
一方なつ美は外出中。
偶然にも、花筏の会で会った潤子に再会します。
軽い世間話をしようとしたその時――
潤子の口から、衝撃の言葉が飛び出します。
「知ってる? 沈んだのよ」
「嵐の大波で、船が沈んだの」
なつ美はその言葉に固まり、言葉を失います。
瀧昌に何が? 不穏なラスト
ペンが倒れ、本が崩れ、瀧昌が……
その頃、瀧昌の周囲では本やペンが倒れ、インクがこぼれます。
瀧昌自身も転がってしまいます。
彼は無事なのでしょうか――
無事であって欲しい……!
続きが気になる衝撃のラスト!
ここで第4話は終了です。
なんとも気になるところで終わってしまいましたね!
瀧昌さまは無事なのか? なつ美のもとへ戻れるのか?
来週の放送が待ち遠しくてなりません!
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