大変だった奇跡の9連休②

12月30日(3日目)

娘のお熱は38.7℃

頭をよぎるインフルエンザの文字。

休日当番は車で30分程の場所にあるため、少しでも近い病院で診てもらえたら…なんて安易な気持ちで車で5分の場所にある総合病院に電話しました。

(今思えば浅はかな考え…)

娘は喘息の治療でそこの総合病院に通院しているのでも診てもらえるかもと思いましたが、

喘息のような症状があればすぐにでも来て欲しいけど、そうでなければ休日当番へ行ってくれとの事でした(あたりまえ体操)

総合病院は諦めて休日当番へ連絡。

丁寧な対応をしてくれましたが、明らかに忙しそう(あたりまえ体操×2)

今の時点(8時00分)で60人ほど待っているため、時間内でも受け付けを終了する場合があると言われました。

夫に病院行くか相談。

正直この時はまだインフルエンザかもしれないけど出掛けたところなんて公園と近所のスーパーぐらいで密集する場所に行ったわけでもないのでただの風邪では?という安易な気持ちもありました。

もしただの風邪で免疫力の下がっている今、患者がうじゃうじゃ居る病院に何時間も滞在したらそれこそ強いウイルスにやられてもっとひどくなるのでは?

もしくは39℃近い発熱をしているこの子が何時間も病院で過ごすより、家で大人しく過ごす方が娘のためにいいんじゃないか?とか、めちゃくちゃ迷いました。

話し合っているうちに娘は夢の中へ。

せっかく寝たのに(多分夜はあまり眠れていない)車に運ぶのも悪いかなぁと思い、そのまま寝かしてあげることにしました。

13時頃に娘 おはよう。

娘の体を触っただけでわかる「熱がある

熱を測ると39.8℃

ひ、ひえ〜!

私「病院連れて行こう!!」

夫と身支度をして病院に向かいました。

Googleで調べながら到着すると外に凄い行列が…!

ま、まさかこの人たちみんな待ちですか!?

ざっと100人は居たと思います。

私「よし、私並んでくる…」

夫「え、まじかよ」

私「並ぶしかないでしょ!?ほら、もう次の人来た…!」

夫「いやいや、何時間後になるよって感じじゃん!」

…確かに。

この日は有難いことに小児科の休日当番がもう1つあったためそっちに行ってみようと再度車を走らせました。

到着すると外で待っている人は誰もいません。

「良かった…」と安堵するのも束の間、バタバタ出入りしている看護師さんに「もう午前中の患者さんでいっぱいいっぱいなんです、本当はみんな診てあげたい気持ちですが、まだ午前中に来た患者さんも全員診れていないんです。すみません。

私「あ…いえ…」

もうそれしか言えませんでした。

車で連れ回すこと1時間。

娘は40.0℃まで熱が上がっていました。

夫が車を家へと走らせている中、私は何とかならないかと朝電話をした総合病院へ再度連絡→混み合っていて繋がらず。

内科で検査してもらえないかと休日当番の内科へ連絡→小学生から対応していますが、今日は既に受け付けを終了していますとの事。

家に帰ってきてカロナール飲んでお休み。

夜、夜間救急行ってみようと夫と話をしました。

19時頃に家を出て20時から始まる夜間救急へ。

考えることはみんな一緒ですよね、駐車場は既に満車で近くのコインパーキングへの案内を渡されました。

きっと入口から並んでいるであろう行列は果てしなく、太陽もないこの極寒の中 家族のためにみんな並んでいました。

夫「どうする?」

私「帰る、こんな寒い外で順番来るの待っていたら私が風邪引いちゃう!」←あと数日でインフルエンザに感染します。

結局夜間救急も諦めてお家に帰りました。

その後寄り添ってお休みなさい。

(ああ、なんで私はマスクをしなかったんだろう…)

続く。

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