『波うららかに、めおと日和』ドラマ第7話ネタバレ感想

江端なつ美(芳根京子)と瀧昌(本田響矢)はなつ美の実家で想いを深め、家に戻った夜、同じ布団で睦み合う。翌朝、昨夜のことを思い出して恥ずかしさでいっぱいのなつ美は、食事の支度も気もそぞろ。味噌汁はしょっぱく、ご飯やおかずもことごとく失敗する。一方の瀧昌も、昨夜のことを思い出して心中穏やかではなく、しょっぱい味噌汁をぎこちなく啜る二人・・・。 年の瀬が近づいてきたある日。柴原郁子(和久井映見)は瀧昌にも大掃除を手伝わせたらいいと言うが、なつ美は瀧昌に頼むことができない。踏み台に乗って重い荷物を仕舞おうとしたなつ美がバランスを崩して荷物を落としそうになった瞬間、瀧昌が荷物をキャッチする。「家族なんだし頼ってほしい」と話す瀧昌に、遠慮がちに神棚の掃除をお願いするなつ美。瀧昌から海軍の号令のような指示をしてほしいと提案され、なつ美は戸惑いながらも指示することに。 数日後、なつ美たちの家で餅つきが行われ、芳森芙美子(山本舞香)と深見龍之介(小関裕太)も訪ねてくる。二人の仲を取り持ちたいなつ美は、一緒に酒の買い出しに行くようお願いする。買い出しの道中、二人は八百屋の店先で少年がりんごを盗んでいるのを目撃する。少年の代わりに代金を払う芙美子。逃げようとする少年に対し、深見は意外な一面を見せ・・・。

引用元:Tver『波うららかに、めおと日和』詳細ページより
ねぎま

今回のはドラマ『波うららかに、めおと日和』第7話のネタバレ解説、感想を書いていきます!

目次

りんごを盗んだ少年の事情と、優しい大人たちのまなざし

少年の事情

りんごを盗んだ少年に話を聞くと、母親はいなく、病気の父親が家にいる中、弟と妹がお腹を空かせて待っているという切ない事情がありました。

深見は「どんな理由があっても盗みは良くない」と厳しく子供を叱りますが、子供は「貧乏人の気持ちがわかるか!」と怒りをぶつけます。

芙美子の制止と深見の言葉

そんな子供の態度を見て、芙美子は深見に「これ以上言わないで」と咳払いで制止します。深見も言い過ぎたことを反省しつつ、子供に大事なことを伝えます。

「俺にも弟がいる。いつも自慢の兄でありたいと思っている。君も弟や妹の自慢の兄でいたいだろう?お天道様に顔向けできないことはしてはいけない」と、深見は真剣に諭します。芙美子はその様子を静かに見つめていました。

家では瀧昌となつ美が酒を楽しむ

なつ美の初めての「お酒体験」

一方、場面は家の中に移り、瀧昌となつ美がお酒を飲もうとしています。瀧昌が「お酒は飲んだことがありますか?」と尋ねると、なつ美は「結婚式の時に一度だけ。でも苦くて飲めませんでした」と答えました。

瀧昌の提案で砂糖入りお酒に挑戦

瀧昌は「砂糖を入れてみましょうか?」と提案し、砂糖を入れたお酒をなつ美に渡します。なつ美は一口飲んで「これなら飲めます」と言いながらも、苦そうな顔を浮かべます。それに対し瀧昌は笑いながら「絶対嘘でしょ」と返します。

「もう少し砂糖を入れましょうか?」と聞かれ、なつ美は「お願いします」と答え、二人は楽しそうにお酒を味わうのでした。

深見と芙美子、そして子供の雨宿りのひととき

急なにわか雨で雨宿り

再び深見と芙美子、そして少年のシーンに戻ります。急なにわか雨に見舞われ、近くの雨宿りできる場所へと移動します。深見は濡れた芙美子にハンカチを差し出しますが、「自分のがありますので」と断られます。

少年を思いやる深見の優しさ

薄着の少年は雨に濡れてくしゃみをしてしまいます。芙美子が自分の上着を貸そうとしたところ、深見が自分の上着を脱いで少年に貸しました。少年の隣に座った深見は、「新聞配達なら紹介できるよ」と声をかけ、少年は嬉しそうに「やる!」と答えます。

紹介なら雇ってもらえると説明された少年は深見にお礼を言いますが、深見は「お礼なら俺じゃなくて芙美子さんに」と伝えます。少年は芙美子のもとへ行き、「お姉ちゃん、ありがとう」と言いました。

子供の夢と深見の励まし

別れ際に少年は深見に「俺もなれるかな?海軍になれば自慢の兄に」と問います。深見は「それは君次第だよ」と優しく言い、少年の頭をぽんと撫でました。嬉しそうに去っていく少年の背中を、深見と芙美子は見守るのでした。

芙美子と深見の心の距離が少し近づいた瞬間

芙美子だけが見てくれた“本当の自分”

子供と別れたあと、芙美子は深見に向かって「意外です」と言いました。
「子供には真剣に向き合うんですね」と芙美子。

深見は静かに答えます。
「子供は純粋なので。僕の家柄や外見も関係ないですしね」と。

そんな深見の言葉に芙美子はじっと見つめました。深見はさらに続けます。
「僕に寄ってくる女性はみんな家柄や外見ばかりを見ている。でも芙美子さん、あなたは違った」

その後、深見はつい冗談めかすために「こんな僕も乙なものでしょう?」と口にしますが、芙美子は「最後の言葉がなければ、好感が持てたのに」とまさかな返答をします。
深見は驚き、もう一度言わせようとしますが、芙美子はキッパリと断ります。

深見は雨に濡れた後、さらに子供に上着を貸したせいかくしゃみをします。
「鍛えてるから平気なんて無理するから」と芙美子に言われるも、少し嬉しそうな深見。

そして深見は照れくさそうに「また手紙を書いてもいいですか?」と芙美子に尋ねました。
芙美子は「ご自由にどうぞ」と答えました。


瀧昌の“贈り物”探しと、大晦日に込めた想い

瀧昌と深見の会話から生まれた気づき

その夜、深見が瀧昌の家から帰る際に、瀧昌は「なつ美さんの友人とはどうなんだ?」と尋ねます。

深見は「おまえ、興味ないだろ?」とかわします。

すると瀧昌は素直に「なつ美さんが気になってて」と告白。
深見は「そんな事よりお前は奥さんが喜ぶことを何かしてあげれたのか?」と問い返します。

瀧昌は「この前なつ美さんの実家に挨拶に行った」と笑顔で答えましたが、深見は見当違いな返答に「実家に行くのなんて当たり前だろ。贈り物はしたのか?」と問いました。

瀧昌は「贈り物って何をあげればいいんだ?」と深見に聞きますが、深見は呆れ顔で「自分で考えろ」と一言告げ、その場を後にしました。

瀧昌は途方に暮れるのでした。


特別な大晦日を、ふたりで過ごす幸せ

変わらない夜に少しの後悔

翌日、大晦日を迎える準備をする郁子となつ美。

郁子は「今まで瀧くんにとって大晦日はいつもと変わらない日だったのでは?」と呟きます。
それを聞いたなつ美は「今日は瀧昌さまにとって特別な大晦日にする!」と意気込みます。

しかしその夜、あまりいつもと変わらない時間を過ごしてしまった瀧昌となつ美。
なつ美は「除夜の鐘でも鳴らしに行けば良かったですね」と提案しますが、瀧昌は「年越しそば、年越し風呂それで十分です。それにこの家でなつ美さんと居る方が落ち着くから」と優しく答えました。

そんな瀧昌になつ美は「日が変わるまで起きていてもいいですか?」と頼み、瀧昌は笑いながら了承します。

年越しを楽しむための“手作りすごろく”

しかし遅くなるにつれ、なつ美はこくりこくりと眠気に襲われます。
瀧昌が声をかけると、なつ美は「今日は瀧昌さまにとって楽しい大晦日にしたいんです!」と強い想いを口にしました。

そこで瀧昌は「今まではどんな年越しを?」と聞くと、なつ美は「家族で花札、カルタ、すごろくなどをしていました」と答えます。

「今日はどれもないんですけど…」と言うなつ美に、瀧昌は「なければ作ればいいだけのことです」と提案。

二人は思い出を振り返りながら、一緒にすごろくを作り始めます。

すごろくは結婚式から始まり、顔合わせや二人の思い出のマスが並びます。

その時、瀧昌は「なつ美さんは強い女性だと思っています」と伝え、なつ美は嬉しそうに「強いより可愛らしいのがいいな〜」と返しました。

瀧昌は照れながら「かわ、かわ、、」と言葉を詰まらせますが、なつ美はその気持ちだけで満足して笑顔に。

すごろくは小さすぎて全てのマスを埋められませんでしたが、なつ美は「これから何年、何十年と一緒にいるんですから、いくらでも埋まります」と前向きに言いました。

そして夜中0時、二人は向かい合いながら正座で新年の挨拶を交わし、幸せな新年を迎えました。

新年を迎え、瀧昌となつ美は柴原家へご挨拶

「なつ美さんのしたいことを」と語る瀧昌

新年を迎えた瀧昌となつ美は、柴原家に新年の挨拶へ向かいます。休暇の過ごし方について聞かれた瀧昌は、「なつ美さんのしたいことを」と答えました。その言葉に、なつ美は「それでは、お買い物に行きたいです」と話します。

実は妹のふゆこに、大人っぽい贈り物をしたいと考えていたなつ美。その「贈り物」という言葉に、どこかハッとした様子の瀧昌。どうやら、以前深見に言われた“贈り物を考える”という言葉が心に残っていたようです。

郁子の提案で百貨店の人が江端家へ

そんな中、郁子が「贈り物を選ぶなら、いい人を紹介するわ」と提案してくれました。なんと、百貨店の人を直接江端家に呼んでくれたのです。

紹介の際、郁子は「私もここで結婚の記念に指輪を買ったのよ〜」と微笑みます。テーブルの上には、スカーフや髪飾り、そして美しい指輪が並べられました。

なつ美はふゆこへの贈り物を一生懸命選びますが、隣の瀧昌はというと……視線は完全に“指輪”に向いていました。

指輪に心奪われた瀧昌の決意

なつ美のいない隙に動き出す瀧昌

なつ美がお茶の準備で席を外している間、瀧昌は百貨店の人に話しかけようとします。しかし、恥ずかしさからなかなか言い出せず……。

それでも、「指輪を贈りたい」と勇気を出して伝える瀧昌。百貨店の人は優しく微笑み、いくつか指輪を紹介してくれました。

その中で瀧昌の目に留まったのは、「ギメルリング」。2つの輪が絡まり合って1つになっている、まるで夫婦のような指輪です。

なつ美への贈り物として指輪を選ぶ

瀧昌は「結婚の記念に……」となつ美に箱を差し出します。箱を開けたなつ美は、目を輝かせて大喜び。「つけてもいいですか?」と嬉しそうに尋ね、指輪を大切そうに薬指にはめました。

しかし指輪は少し大きめ。改めて百貨店の人に採寸をお願いし、サイズ直しの手続きをします。

「お揃いの指輪は女性の憧れ」なつ美の想いに気づく瀧昌

最初は遠慮していた瀧昌だったが…

手続きの際、百貨店の人から「奥様のみでよろしいでしょうか?」と尋ねられた瀧昌。即答で「はい」と言いますが、隣のなつ美はどこか寂しげ。

その様子を察した百貨店の人は、「お揃いの指輪は女性にとって憧れますよね」とフォロー。瀧昌は「指輪をする趣味は…」と言いかけましたが、なつ美の嬉しそうな顔を見て「自分と妻の2つ、お願いします」と変更してくれました。

なつ美は「ありがとうございます」と心からの笑顔。さらに、指輪には刻印も入れられるということで、二人はそれもお願いしました。

1ヶ月後の完成に、少し寂しい気持ちも…

「完成は1ヶ月後になります」と百貨店の人は告げます。その言葉に、二人の間に少しだけ静かな空気が流れます。なぜなら、1ヶ月後には瀧昌が再び海へ旅立ってしまうからです。

なつ美は心の中で「その頃には、もう瀧昌さまはいない…」と、少し切ない気持ちを抱きます。

夕焼けの中で語らう2人の未来

「半年後でも一緒に取りに行きたい」瀧昌の優しさ

指輪の購入を終えた2人は、縁側で夕焼けを見ながら話します。瀧昌は「指輪、楽しみですね」と言い、そんな瀧昌になつ美は「先ほどの件ですが……」と切り出します。

実は先程、瀧昌は百貨店の人に「半年後になってしまうが、2人で取りに行っても構わないか」と尋ねていました。写真を1人で取りに行かせてしまったことを後悔していたようで、今回は一緒に取りに行きたいと思ったのです。

瀧昌は半年も待たせてしまうことが少し気掛かりだったようですが、なつ美は「いくらでも待てます」と微笑みました。

「別々でも、一緒ですね」

瀧昌は選んだ指輪「ギメルリング」について説明します。2つの輪が一つになる指輪。その意味に、なつ美は「別々でも、一緒ですね」と静かに微笑みます。

お互いの気持ちが通じ合い、指輪という形で想いを重ねる2人。日々を大切に紡ぐような、あたたかい時間が流れていました。

次回も楽しみですね!

新年早々、指輪という特別な思い出を作った瀧昌となつ美。離れていても心は一つ。そんな2人の未来がこれからどう描かれていくのか、次回もとても楽しみですね!

過去のネタバレ記事もございますので、気になる方はぜひ関連記事からご覧ください。
今後も「波うららかに、めおと日和」の展開に注目です!

関連記事

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

こんにちは!ねぎまです。
2歳の元気な娘と一緒に、忙しい日々を乗り越えるために節約と時短を心がけています。
ブログでは、育児の合間にできる節約術や、日々の暮らしをちょっと楽にするライフハックを紹介しています。
子育てに奮闘しながらも、少しでも楽しい時間を作るために、役立つ情報をお届けします!
ぜひ、あなたの生活にも役立てていただければ嬉しいです♪

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次